松下幸之助氏から学んだこと
松下政経塾の塾頭、常務理事を歴任され、松下翁の言動に親しく接してきた上甲晃氏の話しを聞いて大変感激した。
上甲氏は現在「志を持った根っこのしっかりした人を育成する青年塾」を開催する志ネットワークの代表である。現民主党政権の首脳はいずれも上甲氏のもとで指導を受けた人達、野田佳彦総理のお仲人でもある由。

ちなみに松下幸之助氏は昭和30−40年代より「このままの政治が続けば日本は行き詰る」というのが口癖だったという。というのも日本の政治には「経営がない」から。その「経営」の3条件は1)将来のあるべき姿を指し示す、2)どうしたらそれが実現できるか段取りを示す 3)実行に入るである。
私たち人間にも人生経営が必要だがこの「目標設定、段取り、実行」ができているかどうか。
国家経営にあたっても目標を示すのがリーダーの役割、将来に希望があれば今日の苦しみに耐えられる。――――こう冗談を交えながら上甲氏の講演は力強く進んだのだが、後になって「それであなたの育てた現政権の人達はその任を果たしているのか」という質問が出た!
松下翁の話しとしては「人生にハンデイキャップなし」という名言の紹介があった。松下翁は「学歴なし、体弱し、家が貧しい」の3重苦、ハンディーを背負っていたがそのハンディーそのものが強みになっていたというのだ。
学歴がないため誰にでも「教えてください」と言えた。またみんなの話しを聞く力を養ったのが何よりの強みになった。松下翁が晩年になっても取次店に電話をかけ「何か不都合がないか」聞きまくった逸話が紹介された。
体が弱いから部下に任せることができ、結果人が育った。貧乏だったので11歳で働いて得た5銭の駄賃にも感激して頑張った。ハングリーさは強みになる。
ライフスタイルアドバイザー
榊原節子













